炭素鋼製ネジ

特徴

炭素含有量により、性質がかなり変化します。熱処理により、機械的性質を幅広く変化させることが可能です。

概要

鉄に炭素量0.03~1.7%を含んだ合金です。0.6%を基準として、それ以下(0.05~0.6%)を構造鋼、それ以上を工具鋼と呼んでいます。構造鋼は圧延のまま使用される一般構造用圧延鋼材と炭素量による特性に分けられた機械構造用炭素鋼があります。機械構造用炭素鋼はさらに炭素量により、溶接性が良い低炭素鋼、中炭素鋼、熱処理によって高強度になる高炭素鋼に分かれています。

ねじでよく使用される材質

SS400 (一般構造用圧延鋼)

S45C (機械構造用炭素鋼)

SWCH (冷間圧延用炭素鋼) 冷間圧延用の炭素鋼です。