高強度なねじ部品(クロームモリブデン鋼)
一般的に強度区分8.8以上を高強度ねじと呼びます。(引張強さ 800N/㎡)
強度区分については下記をご参照下さい。
ねじ強度・トルクについてはこちら
ボルトの強度区分に伴い、使用するナットとの組み合わせもとても大切ですので、ご注意下さい。詳しくは上記ページに記載させて頂きました。
高強度ねじの用途は自動車、油圧機器、産業機械や治工具などによく使用されております。
設計される際にはねじのサイズや材質を出来るだけ揃えられると組み立てや保全が楽になります。また高強度ねじを使用することにより、少ないボルトで強度が確保でき、ボルトの使用数を減らすことが出来ます。結果、軽量化や保全作業の効率化になります。
材質は主にクロームモリブデン鋼がよく使用され、熱処理や表面処理を施すことにより、高強度になります。同じサイズの鉄系よりも3倍程の引張強さがあります。詳しくは一度ご相談下さい。
強度や耐食性、耐摩耗性の向上など環境や条件に応じた素材や表面処理の選択が可能です。 環境・条件別 特注ねじの一覧はこちら |