特殊リーマボルト
リーマボルト
胴体部が研磨加工されており、はめ合い公差に対応しております。リーマ仕上げした穴にはめ込み、ずれ止めや位置決めに使用され用途としては、機械部品の位置決めや継手等に用いられます。
例 フランジ形固定軸継手のつなぎ合わせ
ショルダーボルト(ストリッパーボルト)
同様に胴部を研磨した形状で、プレス金型に使用するショルダーボルト(ストリッパボルト)があります。ストリッパボルトはストリッパプレートを保持する目的で使用され、用途からそういう名前で呼ばれております。胴の部分がねじの呼び径よりも太くなっており、一般的にはねじの呼び径に対して平均1.3倍のものが多いです。
材質・表面処理
材質はS45C、SCM435、ステンレスなどから加工しており、必要な強度に応じて熱処理(SCM435で強度区分10.9)や腐食防止に表面処理(黒染めや三価クロメート)をしております。規格にないサイズやリーマ穴に応じた軸のはめあいに応じて対応しますので、ご相談ください。頭部も六角、丸頭に六角穴、ローレットなどの仕様に対応可能です。
製作時のポイント
○ 熱処理をする場合は熱により、ひずみが出るので注意が必要。
○ 研磨後のめっきはその膜厚により、寸法が変わるので変化を想定して切削加工をすることが必要。
○ 強度が必要でめっきをする場合はベーキングが必要。
など形状や仕様により起こる問題はいろいろありますので、仕様の検討については一度ご相談ください。
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当社は特殊ねじを中心に機械部品のオーダーメイド品を製作、販売している会社です。
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