環境・条件別 特注ねじ

強度や耐食性、耐摩耗性の向上など環境や条件に応じた素材や表面処理の選択が可能です

 

高強度なねじ部品(クロームモリブデン鋼)

必要な強度、環境に合わせた材質の選定が重要です。
主にSCM435(クロームモリブデン鋼)がよく使用され、熱処理や表面処理を施すことにより高強度になります。
同じサイズの鉄系よりも3倍ほどの引っ張り強さがあります。

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軽量なねじ部品(アルミ・チタン)

材質でアルミとチタンのねじが軽量化によく用いられます。
比重は鉄・・約7.8, アルミ・・約2.7, チタン・・約4.5 とアルミが軽く、加工性も良いのですが、引っ張り強さはチタン合金が良く、薄く細く作ることにより軽量化できます。
また、鉄系のねじでも頭部を削ることにより、軽くすることも出来ます。

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耐熱用のねじ部品(SUS310S・ニッケル合金)

耐熱向けの材質としてはSUS310S やニッケル合金がよく選定されます。ニッケル合金は高温強度が高く、耐食性も優れております。またタングステンは金属の中では最も融点が高い材質です。

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表面は硬く、内部は粘りがあるねじ部品

表面を硬く、内部は粘りがあるねじ部品

高周波焼入れを行えば、表面のみ硬くなり、疲労強度と耐磨耗性が向上します。
内部の靭性は低下しませんので、硬くて粘りのあるねじとなります。

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水素ぜい化対策したねじ部品

水素ぜい化対策したねじ部品

高強度の高炭素鋼を使用し加工した場合、メッキ工程などで材料内部に水素原子が侵入して材料が脆くなり、突然破壊することがあります。
それを防止する方法として、ベーキング処理が有効です。

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耐食性のねじ部品

耐熱用のねじ部品

耐食性を向上させる方法の一つがメッキですが、耐食性の場合には亜鉛めっき、外観も考える場合にはニッケルめっきがよく選定されます。
ステンレスではSUS316L がよく利用されます。

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非磁性のねじ部品

材質でリン青銅、チタンなどは磁性がなく、電子部品分野などのスイッチやコネクターなどによく利用されます。
磁性を帯びた部品には脱磁処理により、対応致します。

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